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Alchemy?こんな序盤で?

のんびりマビノギ&マビノギ英雄伝。西尾維新の物語シリーズ、やなぎなぎさんをこよなく愛しています。

終物語(上)-おうぎフォーミュラ-、-そだちリドル-、-そだちロスト-

なんやかんやで物語シリーズが大好きな自分ですが、なかなか


読みたい!!


という気分にならないと

普段から活字を目にしないからなのか、刊行が進んでも読まないのでありんす。



もうすでに終物語(中)なるものがあり、そっちの記事を書いていてもいい頃なんですがw

でも完結するまで順に書き続けようと思います!




思えば、昨年の夏から年末まで放送されていた、
<物語シリーズ>セカンドシーズンも終わってしまいました・・・


花物語が時系列的な?関係で

2014年の今年中にアニメ化予定らしいですw 楽しみ!

↑(記事編集中で放置してたら発表来てましたww)↓


花




↑原作CMw

FOOOOOOOOOOOOOOOO!!!

セカンドシーズンはいろんな新キャラが登場しますが、

花物語でもまたものすごいクセのあるキャラが登場します。


語り手が神原であることも含めて、

すごく根深く、感慨深いお話で、

最後はどこか清々しい気持ちになれる話だったかと自分は思ってますw


過去の記事へ 花物語-ハナモノガタリ- するがデビル







当ブログの更新も約10ヶ月ぶりの更新なので、

使い方の細かいことなどを忘れているので思い出しながら書くことにしますw



そして今作は、「忘れる」「忘却」「錯覚」など、

記憶に関するテーマかと思います。



結構自分でも思うことが色々とあったので、深いテーマだと思いました。


あとは推理、ミステリー、数学などのギミックが今作の味かとは思いますが、

忍野扇ちゃんがよく口にする「愚か者」は、自分もそうなので、

伏線などを自分で考えても全然わからなくて、答を急いでしまいますww


学校の授業で使う回答付きのテキストを少し考えてわからなければ見てしまうタイプですw





今作はよくあるいつもの、

「後半まで話が進まず雑談ばかりで後半で急展開」

っということがあまりなく、始めから最後まで、

淡々と話しが進んでいくように思いました。




そんなこんなで前置きでダラダラ綴っても仕方ないので、


物語シリーズで15作品目、ファイナルシーズンで3作目となる

終物語(上)です。


以下、ネタバレをしないように、今作を読んでいない人が読みたくなるような

感想など色々とgdgdとw

※長いですw



青春の、終わりを告げる影がさす。











第一話の「おうぎフォーミュラ」

別冊少年マガジンの昨年10月号に先行掲載されるという異例でしたが、

当時買って読みましたよ!!





そしてアニメとは違うこの扇ちゃんの可愛さと言ったら・・・(*´∀`)

やっぱVOFANさんええなあw



そしてじょしらくが最終話?wだったそうで、

漫画雑誌なのに小説があるためかマガジン本誌が鈍器レベルの厚さで

マリーさんのツッコミでクスッときた。

IMG_0646.jpg




さておき、この「おうぎフォーミュラ」では、

随分初期から阿良々木くんが言ってた、


「友達はいらない。人間強度が下がるから。」



というこのセリフ。

なんとも痛ましい、何もなければこんなことをいう人はいないレベルのこのセリフ・・・


の意味が、なぜこんなことを言うようになったのかが、

阿良々木くんの過去を遡ることで今回
明らかになります。








世の中にはきっと正しいことがあるはずです。

マナーやルール、法律や憲法まで。

それは自分がこの世に生まれてきて、社会や親や学校で教わってきた正しさです。



では正しさってどうやって今日まで決められてきたかというと、



大勢の人たちが、正しいと言ったら正しくなるということです。


なんだよそれくらい誰でも知ってるわ、大げさな。って思いますよねw

国会で議員の決議を取るときに「多数決」がよく用いられたりもします。


世界各国でのルールは違いますし、規模を小さくすればその地域、学校や会社、家族まで。







例えば各々の規模で、

人を殺しても良いと言い人殺しを肯定する人が大勢居たらどうでしょう。


少数派が人を殺しちゃいけない とどれだけ反論したところで。



先ほど言った、大勢のほうが正しくなるんです。





話が飛躍しすぎてあり得なさすぎる極論で現実味がなければ

もう少し身近なテーマとして、


原発問題でCO2を排出しない原子力発電を推進する側と、

事故や埋立地など、放射線量の危険性から脱原発を推進する側と。




タバコの愛煙家と、嫌煙家と。


などなど・・・


言い出したらキリがない程の問題が、ある種は不毛な争いがこれから先、幾年を重ねて

多数決でどちらが正しかったか決められるのではないかと思います。






物語シリーズを通じて読んでいて、

自分なりに考えたことは多々あるのですがその一つとして


正義の対義語は正義


ということです。

こんなのはどちらかの立つ位置によって異なりますし、

中二病なのかなにか知った風なこと言ってるのかもしれませんがww



でも本当にそう思います。



本当の悪なんてあるのかな、なんて言及するほどに。












話を戻して、


阿良々木くんが忍野扇ちゃんとこの本件を解決することで、

この「正しさ」に絶望する話がこの「おうぎフォーミュラ」だったと思います。



この件がきっかけに賛成派にも反対派にも属さなく、自分だけの正しさを守るために孤立を選んだ。


そしてそれから、阿良々木くんのあの痛々しいセリフへと続いたのでした。



すごく納得のいく理由でした。

いや、事件そのものには全然納得出来ないけれど。



なかなかの西尾節でした・・・






ふとアニメ囮物語・鬼物語のEDで使われていた曲、

「その声を覚えてる」という曲を聞いていた時に、

今回の話にも歌詞が結構合ってるなあ・・・と思ってましたw








ということで話はまた以下へ続きます。









ここからは
第二話の「そだちリドル」です。


といっても第一話から話は続いています。



今更ですがもうこのサブタイトルからして

新キャラがメインなのは若干のネタバレになってることはご了承w





この話でまたひとつ、阿良々木くんのプロフィールの核心をついていきます。


それは「数学」です。



阿良々木くんが高校へあまり行かなくなって(おうぎフォーミュラで明らかに)、

数学だけ得意でなんとか進級できていた、その数学。





自分は数学がニガテなのですが、

ある種の謎かけクイズみたいな問題を出題されて、

単純なのにその回答が数学に深く関係していて、

クイズとしても数学としても楽しめるものとして、

少年期あたりに経験していたら、もしかすると数学が好きになってたかもしれませんw








この終物語(上)を読んでいた少し前に、

大学の授業でそれに絡んだ話が出てきたこともあり、

新鮮な話題だったので読んでる時は少し驚きましたw



大学で心理学を学ぶ機会があって、

心理学は統計学と密接に関連しています。統計学は単純に言えば数学で、


かじることがあったのでその講義で出てきた終物語(上)でのことを

2つ紹介します(本編とはあまり関係ないですw)。



ちょっと考えたい方その画面のままで、

はよはよ!方はささっとスクロール!





1つ目(そだちリドル原作章011頭)の「カードの裏表を確かめる」問題

少しだけ分かりやすいように、原作とは問題を言い換えてみます。


『片面にはアルファベット、もう一方の面には数字が書かれているカードが4枚ある。

「母音が書いてあるカードの裏には奇数が書かれていなければならない」という規則が

成立しているかどうかを確かめようと思う。用意されているカードが、

題

であった時、最低限どのカードの反対側の面を調べなければならないだろうか。

反対側を確認すべきカードを答えよ。








2つ目(そだちロスト原作360P2行目)の囚人のジレンマ

共同で犯罪を行ったと思われる囚人A、Bを自白させる為、警官は2人に以下の条件を伝えた。

「もし、お前らが2人とも黙秘したら、2人とも懲役2年だ。
だが、お前らのうち1人だけが自白したら
そいつはその場で釈放してやろう(つまり懲役0年)。
この場合自白しなかった方は懲役10年だ。
ただし、お前らが2人とも自白したら、2人とも懲役5年だ。」


この時、あなたがAもしくはBのどちらかだった場合、
相方の共犯者と協調して黙秘すべきか、
それとも共犯者を裏切って自白すべきか。

無

なお彼ら2人は別室に隔離される等しており、
2人の間で強制力のある合意を形成できない状況におかれているとする。
(例えば自分だけが釈放されるように相方を脅迫したり、
二人共黙秘するような契約書をかわしたりする事はできないと言う事)。






























































































1つ目の答えは、Aと6です。



「母音の裏には奇数」ということは確実なのでまずAを確かめ、

反対の「偶数の裏には子音」ということを確かめるために6を選択します。



これを対偶というらしいです。



間違ってたらスミマセンww













2つ目の答えは、自白を選択します。


解説はウィキのが的確なので、リンクだけで堪忍w

囚人のジレンマ









1つ目は、おそらく高校の数学で習うことがあったかもしれませんねw




2つ目は、数学から少し離れて、少し心理学的な問題だったかもしれません。

これは個人的になかなか面白い話だと思ってますw


しかし、ウィキにもありますが、

「仮に事前に相談できたとしてお互い黙秘をすると約束したとしても、裏切ることになる」

なんて、皮肉なものですね。



二人共が黙秘すれば、刑は2年で済むのに、自白し合うことで二人共が5年。

しかし、自分が黙秘して相方が自白したら、自分の刑が10年になるかもしれない



という葛藤の中で、

自分の利益を追求するあまり、自白を選択してしまうということですね。



いや、自分は相方を信じる!相方も黙秘するだろう!

なんて、こんな窮地の中で相方のことなんて信じられますか?






人間は協調し合える生き物ではなく、自分のみの利益に走る生き物のかな

なんて思っちゃったりもします。







さて、阿良々木くんはどんな囚人のジレンマを抱えることになったんですかねw










ここからは第三話、
「そだちロスト」です。



先ほどの囚人のジレンマはそだちロストで出てきたものですが、

前述しましたし本編とはあまり関係ないないので置いといて。







物語シリーズって、

家族や親、家庭みたいなワードが色濃く語られているかと思います。




戦場ヶ原ひたぎは、

母親が悪徳な宗教団体に嵌って、家庭崩壊しました。



八九寺真宵は、

両親のいつも仲が悪く、ケンカばかりして離婚しました。



神原駿河は、

両親を交通事故で亡くしました。



千石撫子

両親は娘のことを何も見てません。何も知りません。



羽川翼

両親は本当の親ではなく、娘も両親だとは思ってなく、
家庭という概念のない生活を送っていました。





さて、今回の「そだち」という人物の家族や親、家庭は・・・。






客観的に見てどのヒロインが一番過酷なのか

ということではなくて、


そんなのは主観的に見れば、

本人達にとってはそれがそれぞれ普通であり、それぞれが異常で、

一概に誰がどうとかは言えないと思います。






終物語(上)含め、物語シリーズ設定はやはりこの作品が色濃いと思いますね。



↑物語シリーズと西尾維新が好きな方はぜひ






今回の話は、本当に堕ちるところまで堕ちましたが、

最後と、その後の想像は少し救いがあったんだと、そう思いたいですね。








あまり大して書くこともなくなってきたので、

そろそろ総括ということで。






今作は、阿良々木くんが忘れてしまったことを思い出す話でもあります。

あとで出た巻なので、後付感もありますが


ここはやはり今作の「もう一度、100%趣味で書きました。――西尾維新」

といったところでしょうか。




人間の記憶は都合のいいように出来上がっていて、都合の悪いことは忘れることだってあります。

しかし、

「忘れたからといって、なかったことにはならない」んですね。



自分の中で忘れたことでも、それに関わった人がそれを覚えています。


なんとも少しゾクッとする話ですが、

自分を含め、発言や行動に、もう少し責任をもちたいものですね。







また何かあれば加筆しますw









っということで、4/3に、

終物語(下)戦場ヶ原ひたぎのヒロイン本

の刊行が決定しております!!


お題





もう「終」わりの物語なのに、

青春は、僕がいなくちゃはじまらない


っていうキャッチがなんとも最高ですね!!!




自分はまだ終物語(中)すら読了してませんが、


なんとか終物語(上)の記事がかけてよかったです。



花物語のアニメも楽しみですね!









ということで、次は終物語(中)の記事で!!



☆。.:*:・'゜ヽ( ´ー`)ノ まったね~♪








テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

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